方々から雪の便りも届き、冷気に身の引き締まる、2021年、積雪の大晦日の今日は、1年の振り返りをします。
今年、仕事において、勉強になった事や気がついた事は、まず忙しい時こそ落ちついて作業をすると言う事です。慌てて、焦ってしまうと、毎日、当たり前にできている事、無意識に行っている事が見落としがちになり、結果、失敗や事故に繋がるということです。
また、これは、日々の仕事だけではなく私生活においても同じことが言えるのですが、よく考えることが大事だと思います。私は、何かをいつも考えるくせをつけるように心がけていますが、どうしても、物事に対して1日に集中力がきれてしまう時間帯があり、反省する日々です。
忙しい時に無分別で手に負えなくなるのは、物事をあらゆる側面から検討しないために全体像が理解できないからです。理性的に考えることで、状況を正しく判断できると思います。
ただし、私の場合は、さほど重要でない細部にこだわりすぎると、判断や行動を誤ることもあるので気をつけたいです。そして、同じく大切だと考えたことは、何事も十分に検討することです。まちがいがないか確認するため、決めたことも全て見直してみるのが慎重な態度だと思います。
自分の判断に不満を感じる場合は、見直し作業にとりかかるべきで、当初の判断を軟化、あるいは強化します。再検討しているうちに、自分の価値判断を決めるような新たな情報が出てくるかもしれません。
何か頼みごとをされたときも、よく考えてから判断を下すほうが、結果的にいっそう感謝されることが多いように感じます。依頼をどうしても断らなければならない場合でも、痛手を和らげるために先延ばしにしたほうがいいです。
また、たとえ緊急で判断をしなくてはならない状況に直面しても、十分に時間をかけてから結論を出し、あらゆる角度からしっかりと検討すれば、問題点や不備な点が出るときがありました。
そして、過信しないように、簡単な仕事でも十分な配慮をすること。難しい仕事の場合は、失敗を恐れないことが大切だと思います。
あれこれと考えすぎて時間を無駄にしてしまうと、起こりうる問題について心配するあまり、そもそも取りかかる前に思いとどまってしまいます。
最後に、これは仕事とは関係ありませんが、私は常に自分の内面と向きあうようにしています。
自分の気質、能力、判断力、感情を正確に評価し、自分を知ることが自己改善の第一歩。容姿は鏡で確かめられるが、心までは映らない。だから、慎重に考察して、自分自身を丹念に調べます。
鏡に映ることは忘れて構わないが、欠点を直し短所を改善するには、内面にあるものをいつも忘れずに、日々、調子と達成能力を自問しながら、自分自身と心の資産の棚卸しができると良いです。
そして、心と体の健康に気をつけ、曇りなき眼で見定めたいです。笑
いのてつ